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最近はもっぱら過去に撮った写真を現像し直して楽しんでいる。その当時考えた写真の色味やコントラスト、明暗といったものを、今の気分に再び誂え直すといったような遊びだ。
「写真家は常に過去と付き合って、今の時間に過去を呼び出す毎日を過ごしている」とはある写真家の弁だが、これは何も写真家だけの仕事ではなさそうだ。誰にとっても過去を眺めることは今を考えることでもある。

「過去と付き合う」というと、後ろを向いているような、なにかネガティブなイメージを持つ人もいるかも知れないが、「過去」とは、現在の(或いは『これまでの』」僕たちを形作ってくれた全ての時間の総称だ。「今」という時間は刻一刻と過ぎていて、瞬く間に「過去」になってゆく。上述したように、過去を眺めることは「今(現在)」を見つめることだ。過去の文脈なくして今を語ることは出来ない。そして、重要なのは、現在の状況を踏まえ、過去の出来事や経験を今に呼び出し、その文脈の先にある「未来」の輪郭をなぞってみることだと思う。
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